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そもそも外資系企業とは?

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Q. そもそも外資系企業って何ですか?

この質問について、皆さんならどう答えますか?

「俺みたいにカッコいい男がバリバリ仕事やってる激務高給の会社♪

自称バリバリ外資系Sales Manager浅田さん

アンタのイメージじゃなくて、外資系企業の定義が問題なのよ!

Diana

辞書による定義はこちらです!

Tak石河

がいしけいーきぎょう【外資系企業】

ある国で活動する外国の企業。また、資本の一定割合を外国企業、外国人投資家が支配している企業。

(📖出典📖 デジタル大辞泉)

え、そんだけ??つまりは外資系企業って外国の会社ってこと?

Sales Manager浅田さん

超簡単に言うとそういうことになりますね。ここでは、『資本の一定割合を外国企業、外国人投資家が支配している』というのがポイントです!

Tak石河

外資系企業における外国資本の出資割合の定義は決まっているの?

Diana

外国企業などによる出資割合の明確な定義はないが、経済産業省の「外資系企業動向調査」は、資本の3分の1以上が外資である企業を調査対象としている。

(📖出典📖 デジタル大辞泉)

「つまり、資本の一部分が外国企業・外国人投資家であれば、外資系企業になるんですよ」

Tak石河

「見落としがちなのは、会社の資本の一部分が外国資本になっているケース。会社員の皆さん、会社の株式情報・IR情報はチェックしておこう。知らないうちに外国資本が入って、『会社がいつの間にか外資系企業になってる⁉』というパターンは結構あるからね!」

アメリカ人同僚 盟友Liam

おお、こえーーー!!!

Sales Manager浅田さん

それでは、今日は外資系企業とは何か?を見ていきましょう!

Tak石河

外資100%の会社

「『純外資系企業』とも言われるね。多くの人がイメージするのは、このパターンじゃないかな?」

アメリカ人同僚 盟友Liam

「有名な企業の例で言えば、マイクロソフト、インテル、日本IBM、デュポンなどですね。メーカー系(医薬品、化学、コンピュータなど)に多い印象があります。(※注 2017年11月5日時点の情報で、今後変化する可能性があります)

Tak石河

日本企業との合弁

「このパターン、実はかなり多いんだけど、一般の方にはイメージしにくいかもしれないね。」

アメリカ人同僚 盟友Liam

合弁って何だ?

Sales Manager浅田さん

合弁(合弁企業)の定義はこちらです!

Tak石河

ごう-べん【合弁】

外国資本と国内資本が提携して共同で事業を経営すること。

ごうべん-がいしゃ【合弁会社】

外国資本と国内資本との共同出資によって設立され、共同で経営される会社。

(📖出典📖 大辞泉)

「ちなみにどうでも良い話ですが、Tak石河の本職の外資系もこちらのパターンです。」

Tak石河

「合弁の場合、外資の資本比率がポイント。目安としては50%だね。51%以上だと、かなり外資が主導権を握っている。先の経済産業省の『1/3以上』でも、経営戦略が外資主体で先導されている場合が多いね」

アメリカ人同僚 盟友Liam

「有名な企業の例で言えば、日本マクドナルド、日産自動車、味の素ゼネラルフーヅなどがあります。(※注 2017年11月5日時点の情報で、今後変化する可能性があります)」

Tak石河

「最初、外資資本割合が低くて、その後どんどん外資資本比率が上がっていく…ということもあるのかしら?

Diana

「それは、とても多いパターン!M&A(合併・買収)の手口として多いです。例としては、日本HPは元は合弁会社であったのが、100%外資系になりましたね。」

Tak石河

「外国資本を上げていくのはどういう意味なの?」

Diana

「いくつか理由が挙げられるけど、そのうち一つは、日本企業のパートナーが要らなくなったから、が挙げられる。外国から最初に日本に進出する時は、日本のマーケットの独自性に慣れるために、合弁会社からはじめておいて、慣れてきて日本のマーケットに今後も可能性が見込めれば、資本比率を増やして100%外資にするパターンは多いね」

アメリカ人同僚 盟友Liam

「じゃあ逆に資本比率が下がってゼロになったら、『日本市場見込み無し!』と判断されて、日本市場から撤退するか、他の企業に譲渡もとい売られるわけね」

Diana

「外資系の一部の業界では、外国資本比率の増減がとても激しく、ポイ捨て(=外国資本が急に0になる)、身売り(=日本市場から撤退し、会社そのものの資本が他の企業に渡る)という業界用語があるくらいです。」

Tak石河

「いらなくなったらポイ捨てじゃん!こええぇえぇぇーーー。。。_| ̄|○」

Sales Manager浅田さん

支社・支店

「これは、証券会社や銀行に多いと思いますが、『日本支部』『東京支店』といった例です。有名な例としては、日本P&G。これは、アジアの1拠点という位置づけですね。(※注 2017年11月5日時点の情報で、今後変化する可能性があります」

Tak石河

「過去に、某有名(アメリカ)企業が日本進出したと聞いて、日本支部を尋ねたら、東京の雑居ビルの一角に従業員4名 しかいなかったということがあったね。」

アメリカ人同僚 盟友Liam

それはまさしく支店パターン!!

Tak石河

 

如何だったでしょうか?

簡単な説明でしたが、実は身近にある外資系。あなたの会社も、「明日から急に外資系」になる日も近いかも…!?

 

でも、そんなに外資系って多くは無いんですよね?俺、自分の会社が急に外資系になるなんて嫌ですよ!

きっちゃん

きっちゃん……突然だが、株☆夢☆浅田企画本舗☆は、明日から外国人投資家の資本を受け入れ、ドSのオランダ人社外取締役を迎えることになった…ガクッ

面白そうな会社ですネ。IPO投資しましタ。

Manager Ben

さあ、従業員の皆さん、私の足元にひざまずきなさい?^^;

Diana

ひぃ…嘘でしょーーー!!!浅田社長、何とか言って下さいよ!!

きっちゃん

浅田元社長は別会社に出向になったわ

Diana

そんなーーー!!!

きっちゃん

次回の記事では、【外資系企業の増加はもはや不可避な理由】についてご紹介します!

Tak石河

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