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【外資系サラリーマンの視点で『激励禁忌神話の終焉』を読んでみた】

 
  2018/04/26
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こんばんは、Tak石河です。私は、人並み以上の読書家を一応自負しており、趣味で洋書をメインに読みますが、時々、異分野の書籍にも興味本位で手を出すことがあり、それが仕事やビジネス英会話とつながる気づきを得られると、ものすごい収穫を得たみたいで嬉しくなります^^;

今回読んだ『激励禁忌神話の終焉』は、まさに、自分にとって異分野だったのですが、それでも大きな収穫を得た1冊です。

『激励禁忌神話の終焉』

最初に、Tak石河は、精神医学に関しては全くのド素人なので、その観点からのコメントはできないのですが、本書の中にあった仮想のケーススタディーのうちの一つが(特に外資系で)如何にもありそうな話であり、それに関連するお話が、外資系のサラリーマンの心を捉える(少なくともTak石河の心は捉えた!)ものでありました。

※以下、ネタばれを含むので閲覧ご注意下さい!!

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佐々良一氏(仮名、37歳)。私立大学法学部出身の男性。国内の製薬会社に9年勤めて、現在の外資系企業に転じて5年目。妻と二人の息子の四人家族。

精神科診察時に、「イライラ、不眠、食欲不振、悲観的、厭世的、抑うつ的」などの不調を訴え来院。

~佐々良一氏の背景~

前職では年功序列、終身雇用のいたって日本的な製薬会社であり、医者との馴れ合い、業者同士の馴れ合いも目立ち、同僚との関係も緊張感を欠いた「お友達感覚」であった。「いくら働いても憂く割れない、徒労感に満ちた生活にはおさらばだ」、そんな思いで、敢えて成果主義の外資系企業に自ら進んで飛び込んでいった。

しかし、新しい外資系企業では、途中入社組には風当りが強く、特に国内の会社からの移籍組は「ノロマ扱い」。誰も打ち解ける人はおらず、むしろ、軽率な発言の言質をとられて、「コンプライアンスにルーズ」と非難され、上司に呼び出されたこともあった。誰の仕業か分からなかったが、同僚たちの誰一人こころを許せないのだ、ということはよくわかった。

厳しい職場環境で心身ともに摩耗する日々。いつまでこの仕事を続けられるのか…。ただ、今後の家族、とりわけ子供たちの教育にも金がかかり、外資系の高給をあきらめるわけにもいかない。

(『激励禁忌神話の終焉』より一部引用・改編)

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Tak石河が現在勤める外資系企業は、正直ここまでシビアな職場環境ではないですが、この佐々良一氏には多々共感する所がありました。内資系で働いていた時は「どこかお友達感覚」、もう少しつっこむと、「何かトラブルが起きても、いつか誰かが助けてくれるだろう」という謎の依存心。それが、外資系に行くと、同僚は一見、とてもフレンドリーに見えても、実際には競争の渦に巻き込まれ、同僚はcompetitor、もっというと、仲間だけれどもこころを許せない、そういう感覚にTak石河もなったものです。ただ慣れとは面白いもので、今ではそれが普通になりつつあるんですが…。

この佐々良一氏に対する著者:井原裕先生の治療の提言は、大変興味深いので、是非原著でお読みいただければと思います。ここで紹介したいのは、佐々氏のように内資⇒外資に移った人間の障壁となるものを、井原先生は(ビジネスパーソンではなく精神科医であるにも関わらず)以下のように的確に言い表しておられるように思います。

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…ここには、欧米由来の経営組織論が気づいていない問題がある。それは、日本人特有の行動特性である。日本人は、金を積んでも動かない。むしろ、感動の共有によって動いてくる。日本人は、そこに大きな感動を共有できる可能性があれば、自分を殺して集団に埋没することを少しもいとわない。これこそ、個人主義の国由来の経営学が認識していない、日本型経営の真髄である。

(『激励禁忌神話の終焉』より一部引用・改編)

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そうなんですよね。外資系企業には(※注 以下、多分にTak石河個人の見解であることをご了解下さい)、決して「感動の共有」がないわけではないんですが、「いわゆるお友達感覚での感動の共有―今日はよく頑張ったね!等―」はないんですよね。例えば、Projectを終わった後の打ち上げ会でも、お互いcolleagueかつcompetitorとして切磋琢磨する中で、何かを成し遂げたことに対して感動するのであって、そこには馴れ合いや妥協というものはありません。ここが、内資系と外資系の、根本的に大きな違いではないかと思います。

それ以外にも、本書には興味深い所が沢山あるので、気になった方はぜひご一読下さい^^;

今日も、Tak石河のブログを読んで下さって、本当にありがとうございます。

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