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【ビジネス英会話Tips17 ビジネスにおける時間を表す英語表現】

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こんばんは、Tak石河です。

前回の 【ビジネス英会話Tips16 ビジネスにおける様々な数字を表現する方法】 にて、数字を表現する方法を見てきました。

今日の記事では、数字を表す表現に関連して、時間を表す英語表現をみていきましょう。


パッとでてこないときには、まずは、考える時間を稼ぎましょう!(笑)

これは、【ビジネス英会話Tips16 ビジネスにおける様々な数字を表現する方法】 でも述べましたが、パッと数字(この場合は時間)が出てこない場合には、慌てずに時間を稼ぎましょう!

※再掲 【ビジネス英会話Tips② 英会話で言葉に詰まった時に活躍するつなぎ言葉】時間を稼ぐための表現です。

  • Let me think.
  • That is a good question.
  • Let me see.
  • If I have to say something about it,…

等があります。

時間を表現するための基本的なルール

24時間制ではなく、AM/PMの12時間制を用いるのが通例

日本では、「午後1時」を表す時に、「13時」といった言い方もしますが、英語表現では通常24時間制の表現はせず、AM/PMの12時間制を用いるのが通例です(24時間制で表現しても、絶対間違いとは言い切れないようですが、全くと言っていいほど聞かないですね)。

(例)

  • 午前10時…’ten o’clock am’ 又は ’10 am’
  • 午後4時…’four o’clock pm’ 又は ‘4 pm’

‘○○ in the XX’という言い方もできる

in the morning/afternoon/evening, at nightなどの表現を使って、以下のようにも表現できます。※注 nightの場合は、必ず’at night’になります。こちらは、 【英語学習お役立ちTips⑥ 英語力を試す前置詞の問題-Arriveの後に続く前置詞は何??】 にも少し書きましたのでご参照下さい。

(例)

  • 午前10時…’10 in the morning’
  • 午後4時…’4 in the afternoon’
  • 午後9時…’9 in the evening’
  • 午後11時…’11 at night’

※注 この表現では、それぞれの時間帯(特に、evening/nightの間)の境目が難しいですが、Tak石河が再確認した所、境界線は厳密ではなく、大体の使い分けでOKのようです。

‘○時○分’といった細かい時間の読み方

これは、いくつか表現方法があり、外国人、ネイティブの方でも、好みの差がみられます。では。「午後3時15分」を例にとって表現してみましょう。

①「数字(時間)+数字(分)の言い方」(簡単!!だがあまり使われない…)⇒’three fifteen (pm).’

これは簡単!数字を組み合わせて言えばよいです。ちなみに、後ろの(pm)は、文脈から明らかにam/pmの差が分かるときには、省略されることも多いです。

1点注意すべきところは、数字でダイレクトに表現するために、きちんと発音・ヒアリングをすることが大事だということ。例えば、‘three fifteen’(3時15分)と、’three fifty’(3時50分)は、全く違う時間になる(ノンネイティブにとっては間違いやすい!)ので注意しましょう。

ちなみに、言い間違い、聞き間違いを避けるために、数字を一個ずつ言い直すのも手です。

(例)’The meeting will be scheduled at three fifteen today. ”THREE-ONE-FIVE”. OK?’

これは、文法上はこういう時間表現は無いですが、ビジネスではミスコミュニケーションを防ぐためによくやる工夫です。

ただ!ここまで書いておいて、この表現、外国人の方はあまりしない感があります。以下の②、③が多いですね。なので、①は使ってもちろんOKですが、以下の②、③も、聞いた時に分かるようにしておきましょう。

②「数字(分)after/before数字(時)の言い方」(まあよく聞く表現)⇒’fifteen after three (pm).’

これは、before/afterをつけて、「○時のX分前/後」という表現となり、まあ分かりやすいのではないかと思います。beforeとafterの使い分けは、数字(時)との近い方を選びます。すなわち、

 

  • 「3時15分」⇒3時から15分すぎた状態:fifteen after ten (forty-five before four(4時の45分前)は不自然な表現)
  • 「3時50分」⇒4時から10分前の状態:ten before four (fifty after three(3時の50分後)は少し不自然な表現)

となります。

ただこの表現は1つ微妙な所があって、ちょうど真ん中「つまり、『3時30分』ってどう表現するの?」というお話です。

理屈上は、’thirty after three’ / ‘thirty before four’のどちらでもOKのはずなんですが、これは実はあまりされない言い回しなんですね。

では、どうやって表現するのでしょうか?それでは、外国人・特にネイティブが、一番多用する時間表現を見てみましょう。

③「数字(分)past/to数字(時)の言い方」(日本人には苦手な方も多いかもしれませんが、英語では最も頻度の高い表現)⇒’quarter past three (pm).’

pastは”前の時間”が起点となり、toは”次の時間”が起点になります。これは、特にtoを使う場合がごっちゃになりやすいですが、

 

  • ‘five past three’(3時3分)
  • ‘five to three’(2時57分)

となります。

そして、この表現の最大のメリットは、15分=’quarter’、30分=’half’の表現と併用できることにあります。これにより、’…teen’と’…ty’の語尾聞き間違いの表現をなくすことができます!

‘quarter past three’(3時15分)

‘half past three’(3時30分)

※注 four to halfも理屈上言えるはずですが、実際の所は言いません。

‘quarter to four’(4時15分)

この言い方は、Tak石河個人的には、pastとtoの使い分けをキッチリ押さえられれば、慣れると使いやすいと思います。

では、次の英語を表現してみましょう!

数字の場合と同じく、時間の表現も、「習うより慣れよ!」の要素が大きいです。以下、簡単な例を挙げますので表現してみて下さい。※回答は、よく聞く頻度が高い順に示しており、他にも色々な表現があります。

(1)3:45 AM

quarter to 4AM (in the morning)/ fifteen before four AM (in the morning)/ three forty-five AM (in the morning)

(2)5:05PM

five past five PM (in the afternoon)/ five oh’ five PM (in the afternoon)(←’0’を’oh’と発音表記する方法)

※注 five after fiveでも理屈上OKのはずですが、ネイティブに聞いてみるとその表現は何故かあまりされず、圧倒的にfive past fiveが多いですね。

(3)1:30AM

  • half past one AM (in the morning)
  • one thirty AM (in the morning)

(4)3:29PM

  • twenty-nine past three PM (in the afternoon)
  • twenty-nine after three PM (in the afternoon)

(5)12:00AM

  • midnight (twelve midnight)

(6)12:00PM

  • noon (twelve noon)

(5)と(6)は応用表現ですが、真夜中12時/正午には、midnight/noonという表現ができるんですね。

ちなみに、12:00AMと12:00PMは、それぞれ真夜中or正午どっち?という議論があり、決着はついていないようです。そういった表現を避けるために、midnight/noonの表現の方が使われますね。

上級編~時差を含めた時間表現~

さて、ここからは外資系ならでは頻出の、時差を含めた表現です!

Ahead / behind by X hours(日付が同じで、時間だけが異なる場合)

日本:5月5日AM7:00、フィリピン:5月5日AM6:00の場合(時差1時間)

  • Japan is ahead by an hour from the Philippines.

又は

  • Philippines is behind by an hour from Japan.

 X day ahead, minus Y hours / X day behind, plus x hours(日付も時間も異なる場合)

 

日本:5月5日AM9:00、ニューヨーク:5月4日PM8:00の場合(時差13時間)

Japan is ahead by 13 hours from New York. In this case, New York is a day behind, minus an hour. And just change AM to PM.

 

こちらは、上級表現(慣れないと難しい)ですが、こういう表現もあるのかと、知っておいていただければと思います。

ちなみに、ビジネス上では、こういう時差を含めた表現はややこしいので…

9AM-May5 (Japan time), 8PM-May4 (New York time) といった慣用表現をします。

(例)’The meeting will be scheduled at 9AM-May5 (The U.S. time).’

※下線部分の時間表現は、本社所在地に統一するか、相手国に合わせるかのどちらかが多いです。

ところで、Tak石河個人的には、時差が中途半端に開いている国とのビデオ会議は、結構きつかったです。

というのも、上の例文だと、

‘The meeting will be scheduled at 22PM-May6 (Japan time).’

となって、日本支部は実に午後10時から会議をする羽目になるからです(汗)

パワーバランス的に、日本が他国より弱いと、往々にしてこういうことは起こりがちなんですが、これはけっこうキツい!!正直、他の外資系企業ってどうやって会議の時間を合わせているんだろう??って思ってしまいます。

 

今日も、Tak石河のブログを読んでいただいて、ありがとうございました。

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