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【洋書レビュー⑦ THE CULTURE MAP~異文化理解におすすめ!~】

 
  2018/04/27
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【洋書レビュー⑦ THE CULTURE MAP~異文化理解におすすめ!~】


(最終更新:2017年7月23日 21:45 文言を一部修正)

こんばんは、Tak石河です。

今回は、先日の投稿記事  【日常 オランダ(主にナールデン)での国際会議に行ってきました】 でも少し書いたんですが、オランダから帰国の際に空港の本屋さんで買った ‘THE CULTURE MAP’をレビューします。この本、空港では17.95ユーロ(1ユーロ≒130円として、約2333円)したのでそこそこ値はしましたが(というか海外の空港の本屋さんって大体値段高いんですが…)、買って本当に良かったです。このブログを初めて以来、Tak石河にとってホームラン本になりました。

ちなみに、これから読んでみようという方で、Kindleをお持ちの方は、Kindle版が\991で販売(※注 2017年7月22日 22:30時点での情報です)なので、そちらの方が価格的にはお勧めです。

※以下、引用符を付したものは同書’THE CULTURE MAP’からの引用です。

~THE CULTURE MAPの総評~

お勧め度:★★★★★(★5つ、最高!)

文句なしの最高の良書です。特に、海外の方とビジネスをされる方、外国に住んだことのある方、外国人の知人がいらっしゃる方…。異文化コミュニケーションに関わる方には、きっと、異文化ギャップについて、かゆい所に手の届く言及が所々にあり、お勧めです!!

おすすめする読者層:

Lv.3中級者~Lv.5 超上級者向

ある程度語彙力がないと厳しいですが、本文がかなり分かりやすい英文構成になっており、かつ所々に挿入されている図表が分かりやすいので、読みやすいと思います^^;

分野

異文化コミュニケーション、一般教養、ビジネス

Tak石河レビュー

筆者のErin Meyer氏は、INSEADという有名なインターナショナルビジネススクールにて、異文化理解/コミュニケーションの研究、教鞭をとっています。そして、本書では、筆者の研究・経験に裏打ちされたデータをもとに書かれており書かれており、大変説得力がありました。

最初に、Erin Meyer氏も断っていますが、

本書は、各国の文化が「こうだ」とステレオタイプに決めつけるものではなく、同じ国によっても個人差があること、また国毎の文化の際も、相対的な差であって絶対的なものではない。また、異文化は善悪の問題ではなく、単に「差異」である

としていることをあらかじめ注釈しておきますね^^

では内容のハイライトを、ほんの一部ですが見ていきましょう!

※本当はたっぷり長文書きたいんですが、そうすると引用が大量になってネタバレ・著作権問題もあると思うので、どこまで書いていいかはいつも迷う所だったりします。

コミュニケーションスタイルがContextに依存する度合


上にもある通り、

Low-Context(ローコンテクスト、文脈依存度合が低い)

Good communication is precise, simple, and clear. Messages are expressed and understood at face falue (*同書ではfalueでしたがat face value(文字通りの意味)の誤記と思います). Repetition is appreciated if it helps clarify the communication.

(Tak石河試訳:良いコミュニケーションは、正確で簡潔明瞭である。メッセージは文字通りに表現・理解される。繰り返し(復唱)は、コミュニケーションの理解を助けられる場合に受け入れられる)

High-context(ハイコンテクスト、文脈依存度合が高い)

Good communication is sophisticated, nuanced, and layered. Messages are both spoken and read between the lines. Messages are often implied but not plainly expressed.

(Tak石河試訳:良いコミュニケーションは洗練・よく練られ、ニュアンスが含まれている。メッセージは言葉での表現と、言外の表現(日本語的には「空気を読む」)ことによって伝えられる。メッセージはよく暗示され、はっきりと表現されない。)

ここで、写真の通り、Netherland(=オランダ)はLow-Context、Japan(=日本)はHigh-Context、に位置づけされています。では、これがどんな違いを生み出すのか、見てみましょう。

<ありがちな会話例>

Hey Tak, can you join my birthday party on Sunday?

(ねえTak、日曜日の私のバースデーパーティーに参加できる?)

Diana

‘Yes, I think so.(そう思うよ。)’

Thanks. (ありがとう。)

Diana

‘But Sunday is an important day for me as well.(でも、日曜日は私にとっても大事な日なんだ。)’

In what way?(どうのように(重要なの)?)

Diana

‘It’s my wife’s birthday.(嫁さんの誕生日なんだ。)’


Nice. I hope you all enjoy it.(いいわね。楽しんでね。)

Diana


‘Thanks. I appreciate your understanding.(わかってくれてありがとう。)’


~さて、問題です~

Tak石河は、日曜日にDianaの誕生日パーティーに行くのでしょうか?そして、Dianaはどう捉えたのでしょうか?

‘「行かない。だって後の方で、「こっちは嫁さんの大事な誕生日がある(からごめんいきたくないんだ)」って暗に伝えたもん。Nice. I hope you all enjoy it.って言ってたし、こっちの事情は分かってくれたでしょ?」’

って考えるのが日本人的ではないでしょうか?

オランダ人の見解は、全く違います。

「Tak石河は来るにきまってるでしょ。だって最初にYes, I think so.って答えたし。」

Diana

 

…これが、High-ContextとLow-Contextの差なんですね。もっとも、これは極端な例ですけど、こういうトラブルを防ぐ為には、

’Hey Tak, can you join my birthday party on Sunday?

(ねえTak、日曜日の私のバースデーパーティーに参加できる?)’

Diana

‘Sorry but I can’t, because it’s my wife’s birthday.(ごめん、嫁さんの誕生日だから参加できない。)’

とダイレクトに言うべきなんです。Sorry/I am afraidを付けて十分丁寧だし、そして、相手にとって全く失礼ではなくちゃんと伝わります。

評価のフィードバックを直接的に行うか、間接的に行うか


これは、分かりやすいとおもうんですが、何か相手の評価をフィードバックする時に、直接的・間接的のどちら(寄り)で行うかを示したものです。

上図ではNetherland(オランダ)=Direct(直接的)、Japan=Indirect(間接的)になっていますね。

なので、

Tak, your progress report was not good. Correct it until tomorrow.

(Tak、君のプログレスレポートは良くない。明日までに修正しなさい。)

Manager Ben


と超ダイレクトに言われても、相手に別に悪意はなく、これが相手の文化での言い方なんですよね。(なので、直接的に言われても文化の違いの問題と割り切って、一々傷つかない精神的タフさが重要です、これは正直、時々辛いですが、理解するしかないかとTak石河は思います。)

context-feedbackの相関図

著者によるまとめは以下の通り。


この分布図は、読者により異論はあると思うんですが、個人的には経験上、結構的を得ているように感じています^^;(もちろん全部の国の方と仕事したわけではないんですが)。A~Dの4つのグループ分けになっており、特に違うグループの人と会話をすると、価値観や考え方が全然違って、面白いですよ^^;

というわけで、ほんの一部のレビューですが、’THE CULTURE MAP’皆さんも良かったら是非原書でチャレンジしてみて下さい^^

今日も、Tak石河のブログを読んで下さってありがとうございます。

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