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【洋書レビュー(14)Dr. Jekyll and Mr. Hyde(ジキルとハイド)~二重人格の代名詞~】

 
  2018/06/04
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よし、この混合物に大量に塩を入れれば、いよいよ変身する薬の完成ね…‼

Diana

(マズい、Dianaが何か危険な薬づくりにハマっている…‼)

Tak石河


Dr. Jekyll and Mr.Hyde(ジキルとハイド)の総評

お勧め度

★★★★☆(途中、表現がグロい所があるので好き好きは別れるかもしれません)

おすすめする読者層

Lv.2 中級者~Lv.5 最上級者

この本は、学習者のレベルに合わせて読める、英文リーダーの「ラダーシリーズ」ね!

Diana

ラダーシリーズとは

「はしご (ladder)」を使って一歩一歩上を目指すように、学習者の実力に合わせ、無理なくステップアップできるように開発された英文リーダーのシリーズ。LEVEL1(使用語数:1,000語、TOEIC: 300~400点、英検:4級レベル)~LEVEL5(使用語数:制限なし、TOEIC:700点以上、英検:準1級レベル以上)とレベル分けされている。

(📖出典📖 ラダーシリーズ 「はじめに」の説明より)

ラダーシリーズについては、下記の記事でも少し触れたので参照してみてね!

アメリカ人同僚 盟友Liam

分野

小説、一般教養

Tak石河レビュー

ジキルとハイドの主なあらすじ

 

19世紀のロンドンが舞台。弁護士のアターソンは、親友のジキル博士から、「ジキルの死亡時は、友人・恩人のハイドが全ての財産を相続する」という内容の遺言状の保管を依頼されて困惑していた。というのも、ハイド氏は青白い小柄で、奇病な風貌で、不快感溢れる男であったからであり、ハイドの奇行は街中に知られていたためである。しかし、ジキル博士は「心配することはない」という。

そんな中、ハイドによる殺人行為が目撃されたが、ハイドは忽然と姿を消し、ジキル博士は訪問者を拒んで書斎に閉じこもるようになった。使用人たちは、ジキル博士の異常に気付き、アターソンらと一緒に、扉を破壊し、書斎に入った。

書斎の中には、ジキル博士ではなく、自殺したハイドが横たわっていた。その傍らに置かれたジキル博士の手紙から、ジキル博士は実は薬を用いてハイドに変身していた―ジキル博士とハイドは同一人物―であったこと、薬が徐々に効かなくなって、ハイドからジキル博士に戻ることができなくなってきたこと、また薬を飲まなくてもハイドに変化してしまったこと、そんな中、今や無力感にとらわれ、自殺を決意したこと…を知ることとなった。

 

ここがみどころ!(1)ジキル博士の最期の手紙

※以下、英文は同書より、日本語訳はTak石河の大まかな訳です。

I decided to do as much good as I could. In the last months of the year you know how hard I worked for the good of my fellow men. But as the fear of being discovered left me, I began to long for the lower side of life. It was not that I wanted to call up Hyde again-the very idea filled me with terror. Now I desired to do wrong in my own person, as Henry Jekyll.

(私は最善を尽くそうとした。今年の最後の数か月の間、仲間たちの為に尽くしてきた。しかし、正体がばれるとの恐れが失われるにつれ、私は人生の闇を強く求めるようになった。それは―私を恐怖で満たすとんでもない考えだが―ハイドを再び呼び起こそうと思ったからではない。私自身の人格―ヘンリー・ジキルとして―悪事を行おうと望んだのだ。)

文章の後半は、最初はジキル博士もジキルとハイドの判別がついていたのが、ついにはハイドの悪の側面に染まってしまったことが読み取れるね。単語は簡単だけど、ジキル博士の心境の変化が、とても細やかに表現されているね。

アメリカ人同僚 盟友Liam

そして、無力感にとらわれたジキル博士は、静かに死を決意することとなり、以下の文章で本小説は締めくくられています。

Tak石河

Now, as I lay down the pen, and as I put the letter into the envelope, I bring the sad life of Henry Jekyll to an end.

(私は、ペンを置き、この手紙を封筒にしまうとともに、あの不幸なヘンリー・ジキルの生涯を閉じる。)

ここがみどころ!(2)変身する薬の描写


(📖出典📖 Wikipediaより、ジキル博士がハイド氏に変身する様子)

これは、私のバックグラウンド(※生物・化学専攻です)の好み的な所があるんですが(笑)、小説中に化学薬品系が出てくると、どういうふうに描写されているのかがとても気になるんですよね。

Tak石河

この小説では、簡単な単語を使って、実に生々しく薬と、それを飲んだ時の変化を描いているよ。次を見てみよう!

アメリカ人同僚 盟友Liam

And late one night I put the medicine in a glass, saw it change color, and drank it.

I felt a terrible pain, and a terror that cannot be greater at the hour of birth or death. Then the pain disappeared, and I came to myself, as if recovering from a serious illness. I woke up to a new world. I felt everything new, and very sweet. I felt younger, lighter and happier.

(そして、ある日の夜のこと。私はグラスに薬を注ぎ、色が変わったのを見て、飲み干した。

私はひどい痛みに襲われ、誕生・臨終の際にも及ばないであろう恐ろしい恐怖を感じた。そして痛みは消え、私はあたかも深刻な病気から回復したかのように、元の私に戻った。

私は、新しい世界へと目覚めた。私は全てが新しく、いとおしく感じられた。若々しさ、体の軽さ、そして幸せを噛み締めた。)

ちなみに、薬の作り方については、処方は載っていないけど、こんな記述があるね。

アメリカ人同僚 盟友Liam

I had bought a large quantity of some salt, which I knew was the last thing I needed for the medicine.

(私は、大量の塩を購入した。この塩は、薬に最後に必要なものを知っていたからだ。)

え、塩なの…?分かった、今すぐサンプラザ中野で大量購入してくるわ!(この薬を作って飲めば、変身して毎晩XXXなことができるわ…!!)

Diana

体に悪いのでやめておきましょう

Tak石河

The medicine opened the prison doors of my nature. If I conducted the experiment in a nobler frame of mind, Edward Hyde might have become an angel. But my better instincts were asleep that night when I was faced with the choice between good and evil. Edward Hyde became the evil.

その薬は、私の本性を閉じ込めていた扉を開いた。もし私が、崇高な心の在り方で実験を行ったとしたら、エドワード・ハイドは天使になっていたかもしれない。しかし、善と悪の選択の狭間に直面した時、私の善い面は眠りに落ちてしまった。エドワード・ハイドは悪になってしまった。)

さて、サンプラザ中野で塩を大量購入してきたわ!さて、私が薬を飲めばどうなるのかしら…Liamもきっと…

Diana

あ、今日はみんな帰ったよ

Tak石河

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