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【ビジネス英会話Tips58 和製英語の真の弊害とは?よくある『クレーム』誤訳問題を例にご紹介します!】

 
  2018/04/27
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有名なカタカナ英語の誤り:クレームをclaimと誤訳してはいけない真の理由

え、claimじゃないの?

Sales Manager浅田さん

浅田さん、それはclaimではなくて、comlaintが正しい英訳。日本人のビジネスパーソンには、カタカナ英語の弊害があって、この間違いは非常に多いね!

アメリカ人同僚 盟友Liam

よくある「クレーム」をclaimとする誤訳

(ったくようTakのやついちいち理屈っぽくてめんどくさいぜ…)Hey Diana, my customer made a claim. Please help me ASAP!(ダイアナ、客からクレームが来たぜ!助けておくれプリーズ♪)

我が道をいく浅田さん

※注)↑浅田さんのこの例文は色々問題を抱えています。マネしないようにしましょう!

You cannot deal with the customer complaint by yourself?(ったく自分でお客さんの不満に対処できないの?)

Diana

あれTak、Dianaに普通に通じたぜ?

Sales Manager浅田さん

浅田さん、Sales managerなんだからDianaのいう通り自分で解決しましょうよ…。それはさておき、そうなんです。実はこれ、日本人の言うところの「クレーム(=不満)の意味で伝わってしまうことがあるんですよ。理由は、あまりに多くの日本人が「不満」→claim、と誤訳するので、日本人相手のビジネスに慣れた外国人は、『日本人がclaimといったらcomplaint(不満)のことなんだ!』と変な理解をされてしまっていることによります。

Tak石河

通じるんだったら別にいいんじゃね?カタカナ英語万歳!!

自称カタカナ英語の達人 浅田さん

いえ、この場合は、逆に通じてしまうのが、非常に質が悪いんです!

Tak石河

本当に深刻なクレームが来た場合に対応できない

Hey Diana, the customer made a really really serious claim today. Please help me ASAP!!(ダイアナ、例の客が超絶ヤバいクレームをつけてきたぜ!マジで助けてくれ!)

Sales Manager浅田さん

※注)↑浅田さんのこの例文は色々問題を抱えています。マネしないようにしましょう!

Again? I am busy now!(また? 私は忙しいのよ!)

苛立つDiana

Takよう…claimって損害賠償の意味で言ったのに軽くあしらわれたぜ…。俺マジでお客さんから損害賠償されそうなんだけど(( ノД`)シクシク…

放置プレイされた浅田さん

浅田さん、貴方が信念を貫く人(※ていうか頑固で私のアドバイスに耳を貸さない人)なのはよく承知しているんですが、この際にclaimを使うのはやめましょう!

Tak石河

クレームの大小に関わらず、具体的な内容を伝えよう

…というわけで、カタカナ英語は変に通じてしまう場合があるから余計に質が悪いんだ。

アメリカ人同僚 盟友Liam

反省しますた…( ノД`)シクシク… で、どうすれば伝わるんだ?

多分?反省した浅田さん

この場合は、complaintやclaimにこだわるのではなくて、 具体的な顧客の不満内容を伝えるのが一番いいよ。で、お客さんは何て言ってきたの?

アメリカ人同僚 盟友Liam

オランダ本社に注文した商品に取り違えありって、俺の超お得意様から連絡あった。お得意さんブチ切れ。それにより損害額200万円請求。で、3日以内に返答なければ訴えるだって。これオランダ本社が悪くて俺は悪くないじゃん( ノД`)シクシク…

多分?反省した浅田さん

うわっそれはひどいね…。OK!

Diana, according to Asada-san, his loyal customer, ABC company, filed a serious complaint of mixed-up orders with Dutch headquarters. They got furious and demanded from us two million yen for damages. To make matters worse, they will take legal action against us if they do not receive the solution in three days. Could you check the shipping history immediately? Please respond to me as quickly as possible.

(Diana、浅田さんによると、彼のお得意さんが深刻に苦情を申し立てたのは、オランダ本社に注文した商品に取り違えがあったことになんだ。お得意さんは激怒して、(商品取り違えによる)損害賠償として200万円を要求している。さらに悪いことに、3日以内に解決策を提示しないと我々を訴えるといってきているんだ。出荷履歴を直ちに確認してくれる?分かり次第、至急連絡下さい。)

アメリカ人同僚 盟友Liam

I fully understood your problem. I’ll check the shipping history immediately!(貴方の問題を十分に理解したわ。すぐに出荷履歴を調べるわ!

事態の深刻さを理解したDiana

【Note】このやりとりの中で、地味に重要なポイント結構沢山があるので解説します!

  • mixed-up orders :取違いのあった注文
  • ABC company filed a serious complaint of mixed-up orders with Dutch headquarters:ABC社が、注文の取り違えについて、オランダ本社に苦情を申し立てた
  • damages:損害賠償  ここで、「(物が壊れた時や、身体的な)損傷」で、damegesとするのは間違い。damageが正しいです。damages損害賠償の意味です!
  • take legal action against~:~に対する法的措置。They will sue us!(彼らは私たちを訴えるつもりだ!)でも通じますが、かなり直接的なので、ビジネスでは「法的処置をとる」ぐらいがいいと思います。さらに補足ですが、相手に何か苦情を言うときに、’I will take legal action against you.’(貴方に対して法的処置をとります)は、余程のことがない限り、やめた方が良いですね(※前述の会話では、演出上?での一例ととらえて下さい)。’I would like to ask the lawyer to solve the problem,’(この問題解決の為に弁護士に相談します。)ぐらいが良いと思います(これでも十分キツい表現です!)。
  • if they do not…: ifの使い方も間違いが多いです。この場合、未来の仮定に対してはif節内は現在形です。if they will not…というような表現は誤り。
  • To make matters worse:<イディオム>さらに悪いことに
  • shipping history:出荷履歴。 この場合のhistoryは履歴です。order historyなら「注文履歴」。
  • Please respond to me as quickly as possible.:至急連絡下さい。(通常、返事が欲しい時は’I am looking forward to seeing you.’でOKですが、今回は緊急案件のため、より相手に急ぎの応接を促した表現にしています。「ここぞ!」という緊急の時に使いましょう!)

ふうーこれで助かったぜ!

Sales Manager浅田さん

今回の記事では、クレームはcomplaintが正しい英訳、ということはもちろんですが、それ以上に、こちらの状況を的確に相手に伝えることが重要、ということをお伝えしたかったです。

余談ですが、お客さんからの苦情を真剣に対処するのは日本がトップクラスです。日本人的感覚からすれば、お客さんの苦情に真摯に対応するのは当たり前だと思うのですが、外国では「お客さんの苦情には真剣に取り合わない」のが普通、という国も多いので、深刻なクレームを受けた際には、変な遠慮は一切しないで、状況を的確に伝えるのがポイントです!!これは善悪の問題ではなく、文化の差異に起因するものなので、仕方がないです。かくいう私、Tak石河も、これに何度泣かされてきたことか…(ぼそ)

Tak石河

Tak、私はいつも真面目にやってるわよ!!

Diana

そして30分後…

Our shipping history was 100% correct. Asada-san, you sent us the wrong order sheet.(私たちの出荷履歴は100%正しかったわ。浅田さん、貴方が間違った注文書を私たちにおくってきたのよ。)

Diana

ガビーン!!( ノД`)シクシク…

再び窮地に立たされた浅田さん

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