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【洋書レビュー⑥ TED TALKS THE OFFICIAL TED GUIDE TO PUBLIC SPEAKING】

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 英語のプレゼンといえばお馴染みの、TED TALKS のレビューです

こんばんは、Tak石河です。

今回は、ご存じの方も多いと思われる「TED TALKS」をレビューします!


「TED TALKS」ってそもそも何よ?という方は、洋書レビューに入る前に下記の動画をご覧ください。

とても端的で分かりやすく、TEDデビューにはもってこいの動画です。

(ビジネススクールでもよく題材にされていると聞きます)

MATTCUTTS 「30日間チャレンジ」

 

 

TED(テド、: Technology Entertainment Design)は、アメリカ合衆国ニューヨーク市に本部があるLLCカナダバンクーバー(過去には米カリフォルニア州ロングビーチモントレー)で、毎年大規模な世界的講演会を主催している非営利団体のこと。

TEDが主催している講演会の名称をTED Conference(テド・カンファレンス)と言い、学術エンターテインメントデザインなど様々な分野の人物がプレゼンテーションを行なう。講演会は1984年に極々身内のサロン的集まりとして始まったが、2006年から講演会の内容をインターネット上で無料で動画配信するようになり、それを契機にその名が広く知られるようになった。

講演者には非常に著名な人物も多く、ジェームズ・ワトソン(DNAの二重螺旋構造の共同発見者、ノーベル賞受賞者)、ビル・クリントン(元アメリカ合衆国大統領、政治家)、ジミー・ウェールズ(オンライン百科事典Wikipediaの共同創設者)といった人物がプレゼンテーションを行なっているが、最重要事項はアイディアであり、一般的には無名な人物も数多く選ばれ、プレゼンテーションしている。

(?出典? Wikipediaより)

Ⅰ)お勧め度:★★★☆☆(★3つ)

(個人的には良書と思いますが、人によって好き嫌いが分かれると思います。基準としては、そもそもTEDの動画が好きか?が挙げられるのではないかと。そこで★3つにしました。

 

Ⅱ)おすすめする読者層:

Lv.3中級者~Lv.4 上級者向(ある程度語彙力がないと厳しいですが、ところどころつまみ食い的な読み方をしても読めるので、このおすすめとしました)

 

Ⅲ)分野:一般教養、ビジネス

 

Ⅳ)石河レビュー

最初、私がこの本を手にした(正確にはKindleで見た)時には、「単なるプレゼンのテクニック本だったら、読むのをやめよう」と思っていました。というのも、Tak石河自身はTEDの動画はとても好きですが、単にテクニックだけでなく、発表者が伝えたい熱いメッセージに共感するからです。なので、TEDに関連した薄っぺらいプレゼンテクニック本であれば、このレビューもなかったでしょう。

しかし、その心配も杞憂に終わり、この本は良い意味で私の予想を裏切ってくれました。以下、Tak石河のレビュー&ハイライトです。

(以下、引用符を付した箇所は、全て同書’ TED TALKS THE OFFICIAL TED GUIDE TO PUBLIC SPEAKING’からの引用です)

大事なのは、テクニックだけでなくメッセージを伝えること

まず、TEDの最初の方では、テクニックや伝え「方」に固執するあまり、笑いをとろうとしすぎて完全にすべってしまったり、その人らしさが殺されてしまった残念なプレゼンの例が出てきます。この本はTEDのいわば公式本的な存在であるために、こういった正直な例が出てきたのは意外でした。

Tak石河的に、心に残ったフレーズを以下に記しておきます。

There is no one way to give a great talk. The world of knowledge is far too big and the range of speakers and audiences and of talk setting is far too worried for that.

Say it like yourself. Don’t mimic someone else’s style or conform to what you think is a particular ”TED way” of presenting. That’s boring, banal, and backward.

Very important: If you’re not funny, don’t try to be funny. Test the humor on family or friends, or even a colleague. Are they laughing? If not, change it or spike it.

そして、本文中では、人前で話すことが苦痛でしかなかった人々、例えば、恥ずかしがり屋のDiana”shy Di”が、TEDを通じて人前でメッセージを伝えることを学び、世界中の人々がそのメッセージに心を打たれた、勇気溢れるエピソードが出ています。

当時12歳の天才少女’Adora Svitak’ アドーラ・スヴィタクから学ぶこと

そして、メッセージを伝えることの大事さ、その前提に加え、そのための技術的なことも詳細に記載されています。

これについては、全部書いていくと本書の丸写しになってしまうので、ここではTak石河個人的に思う好例として、当時12歳の天才少女‘Adora Svitak’のプレゼン動画を挙げたいと思います。

 

Adora Svitak「大人は子供から何を学べるか」

「大人の皆さん、昔(子供のころ)持っていた夢を、自分で捨ててはいませんか?」

ちょっと生意気?に思われる方もしれませんが、Tak石河的にはなんだか微笑ましかったです(笑)

そして若干12歳にして、要所を突いて、かつパワフルなプレゼン。まさに、TED TALKSの珠玉の一作と言えるでしょう。

 

TEDの今後について

TEDは、日々進化を続け、我々の日常生活にも身近な存在となってきました。一例として、TEDTalksという、ネット上での無料動画配信プロジェクトが進められており、非常に数多くの、プレゼンターのメッセージを聞くことができます。

TEDTalks

TEDTalksは、ネットを通じて行なわれている動画の無料配信プロジェクトのこと。2015年6月時点で2000本を超える動画が公開されている[12]。配信はTEDのホームページ http://www.ted.com 、およびYouTube上の公式チャネル http://www.youtube.com/TEDtalksDirector の両者を通じて並行して行なわれている。2009年5月、Nokiaの協賛で各言語への翻訳プロジェクトTED Open Translation Projectが開始された。

(?出典? Wikipediaの解説より)

そして、TEDxという、一般の人が参加できる場も作られるようになってきました。

同書では最後に、TEDの今後について、以下のように(TEDらしく技巧的!)締めくくっています。未来のTEDに登壇するのは、貴方かもしれませんよ!

The future is not yet written We are all, collectively, in the process of writing it. There’s an open page -and an empty stage-waiting for your contribution.

今日も、Tak石河のブログを読んで下さってありがとうございます。

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