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【洋書レビュー(16)American Pie~洋書エッセイデビューにおすすめ!~】

 
  2018/07/27
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あー。英文読むのウゼーよ!何かチョー短くてサクって読めて、「俺英語読んでるぜカッコいーだろ!」的な洋書はねーのかよ!

いい恰好したがりの浅田さん

アンタ、相変わらず欲望の塊みたいな醜い存在よね

あまり人のことは言えないDiana

そんな浅田さんには、是非おすすめしたい一冊だよ!

アメリカ人同僚 盟友Liam

American Apple Pieの総評

1編1編が短くて、でもスパイスの効いた名エッセイ集!


お勧め度

★★★★★(読みやすく、かつエッセイそのものとしても面白い!)

おすすめする読者層

Lv.1超初心者~Lv.3 中級者

分野

エッセイ、一般教養

Tak石河レビュー

冒頭のやりとりの通り、今回は「英文なんて読みたくねーよ!」という浅田さんのために、1編が約4~5ページで完結するという、短編エッセイ集をご紹介します!1編1編は短いですが、内容はとても機知に富んでいて、面白いですよ。著者は、アメリカのテキサス州生まれで、NHKラジオ英会話番組でもレギュラーゲストとして登壇したことのあるKay Hetherlyさんです!

Tak石河

今回は、エッセイ集の中でも選りすぐりの3編をレビューしていくよ!

アメリカ人同僚 盟友Liam

「あ、面白そう!」って思ったら、是非読んでみてね!

Diana

※以下、特に注釈なければ、引用符は同書より、( )内の日本語訳はTak石河の試訳です。

The Less Traveled Road


 

If you were walking in the woods, and suddenly the path split into two different roads, which one would you choose: the one covered with grass that few people had taken or the cleared one that few people others had already walked down?

(森の中を歩いていて、突然別々の2つの道に分かれました。どちらを選びますか?1つは、草が生い茂っていて、ほとんど人の通ったことのない道、もう1つは、既に大勢の人が通っていてよく整備された道です)

 

これは、洋書じゃなくても似たような話を聞いたことがあるかもしれないね。人生に二つの道があるとして、

(1)皆が進んだ、踏みなれた道を行く

(2)誰も進んだことのない荒野を行く

どちらを選ぶかな?

アメリカ人同僚 盟友Liam

俺の人生は未開の荒野しかないぜ!!

Sales Manager浅田さん

かっこいいこと言ってるけど、浅田さんは社会不適合なだけだと思うわよ

Diana

ちなみに本文中で(2)は”The Road Not Taken.”(選ばれない道)といった表現がされており、こういう道を敢えて選ぶことは、“to make the difference”(他と違うことをする)とされていますね。この”to make the difference”は、英語ではとてもポジティブな言葉と言われています。

例えば、ケーキを作る時に、砂糖の代わりにはちみつを入れたりとか…

Tak石河

え、それ微妙じゃない?

Diana

だって同書の中に書いてあるんだん(笑)

Tak石河

ここでは、人生の岐路(crossroad in one’s life)で、前例の少ない道を行くのが、差を生み出す(make the difference)ことになるね!

アメリカ人同僚 盟友Liam

In Frost’s poem, of course, saying that the less traveled road has made all the difference that the speaker has made the right choice.

(フロストの詩では、もちろん、前例の少ない道を選ぶことが、差を生み出し、正しい選択であったと語り手は述べています。)

ちなみに、アメリカの教育では、“If you believe in yourself, you can do anything: become a doctor, a successful musician, or even the President of the United States. It’s up to you.”(自らを信じれば、医者にも、成功したミュージシャンにも、アメリカの大統領にすらなれる。貴方次第だ。)と同書に書かれているようなことが言われるね。

アメリカ人同僚 盟友Liam

いわゆる、”American Dream”ってやつだな!

Sales Manager浅田さん

しかし、実際には、成功した人ばかりじゃない(むしろ沢山の、成功しなかった人たちがいる)。そのことを筆者は赤裸々に描いているね。

アメリカ人同僚 盟友Liam

There are a lot of very talented actors, musicians, and writers in the States who never experience success.

(一度も成功したことのない、才能豊かな俳優、ミュージシャン、作家が、アメリカには沢山います。)

俺は今、超売れっ子ミュージシャンになる予定だったのによぉ…シクシク( ;∀;)

元ミュージシャン志望の浅田さん

And plenty of lawyers and Ph.D.’s who can’t find a good job.

(そして、良い仕事が見つからない法律家や博士が沢山います)

ぐはぁあぁ!もうD6なのに論文1報も書けていないぜ!!

博士課程6年目で焦るきっちゃん

皆さんの傷が広がりつつあるので、このあたりでやめておきましょう!!

Tak石河

そして、著者のKayは、このことを日本と比較して、次のように書いているね。

アメリカ人同僚 盟友Liam

 

I think coming to Japan has helped me to appreciate the value of being ordinary. (中略)It’s OK to be ordinary in Japan, even desirable.

(私は、日本に来たことは、普通でいることの価値を認めることにつながったと思います。日本では普通でいることで問題なく、それが望ましいことですらいます。)

I was struck by an advertising campaign for beer a few years ago. The ad basically said, this is the beer that ordinary people drink. And that was enough to sell it.

(私は数年前のビールの広告に衝撃を受けました。その広告は、普通の人が飲むのが好きだと言っていました。そして、それは売るのに十分だったのです。)

“to make the difference”を良しとするアメリカでは、”to be ordinary”な日本の価値観は、逆に驚かれるでしょうね。

Tak石河

そして、最後の筆者のまとめ方がまた面白い。見てみよう。

アメリカ人同僚 盟友Liam

Of course, I’ll never know for sure which path is better. In coming to Japan, I suppose I chose the less traveled road. And though it has made all the difference, now that I’m here, that ordinary, well-worn path looks awfully good to me at times. But then, life is full of ironies, isn’t it?

(もちろん、私は(今まで私が選択してきた道について)どの道が良かったかを知ることはないでしょう。日本に来るに際して、私は未踏の道を選んだように思います。それは他の道と大きな差を生んだはずですが、時折振り返ってみると、実は私は、恐ろしいほどよくならされた道を歩んできたように思えてならないのです。それにしても、人生は皮肉タップリじゃないでしょうか?

面白い話ね。不思議なんだけど、何で未踏の道を選んだのに、いつの間にか普通の道のりになっているのかしらね??

Diana

これは私の推測ですが、きっと当初は未踏の道を進み、仮に異端児扱いされたとしても、その後追随者が沢山でてきて、やがて普通の道のりになるのではないでしょうか?

Tak石河

その通りだぜ!今は俺が業界(?)のトップランナーだが、不倫・別居・慰謝料請求・養育費支払・廃墟生活は全ての男が30代で経験する、大人の男になるための試練になる日はもうすぐそこだぜ…俺には分かる!!!

Sales Manager浅田さん


誰も追随しないわよ

Diana

“Taro” CAN Speak English!(「太郎」も英語を話せる!)


以下のような有名な話があります。

Do you speak English?(英語を話しますか?)

アメリカ人同僚 盟友Liam

Well…I know only Japanese animation…I can’t speak English!(ええと、俺が知っているのは日本のアニメだけで…。英語は話せないんだ!)

焦るきっちゃん

You speak English.(貴方は英語を話しているよ。)

アメリカ人同僚 盟友Liam

…というお話なんですが、きっちゃんは英語に自信がなくて、’I can’t speak English!’って言っているんですが、それ自体、ちゃんと英語をしゃべっていますよね(笑)

Tak石河

ちなみにこの会話でのTaro(太郎)は、もちろん例えで、英語を何年間も勉強しているけど、未だに英語が話せない学校の生徒のことを指しているよ!

アメリカ人同僚 盟友Liam

“Taro” represents all Japanese school kids who study English for years, yet still can’t speak it.

…っていうか、きっちゃんの日本のアニメの話って要る?

Diana

きっと、多分大事な意味があったんですよ

Tak石河

著者のKathyは、日本人の英語の苦手意識について、以下の点について鋭く突いているね。見てみよう!

アメリカ人同僚 盟友Liam

Unfortunately, there’s a tendency in Japan to treat English speaking as comedy or performance rather than as communication. People are laughed at for their funny mistakes, and good speakers are laughed at for their “amazing” talent. Even language schools use “comedy” of speaking English to make hit commercials. But it’s not only television. English speakers in Japan are often asked to perform.

(残念ながら、日本では、英語を話すことは、コミュニケーションというよりはむしろ、コメディーや、演技のように扱われる傾向があります。普通の人が変な間違いに笑われる一方で、上手に英語を話す人は、その『驚異的な』才能について笑われます。語学学校ですら、人気CMを作るのに、英語を話す『コメディー』を使います。しかし、それはテレビに限った話ではないのです。日本で英語を話す人は、演じることを求められることがよくあります)

The important thing is, it seems to me, is to overcome the feeling that speaking English or any foreign language is unnatural. Make English your own and communicate! Even Taro can do it if he really wants to.

(私が思うに、大事なことは、英語や他のどんな外国語を話すことのぎこちない気持ちを克服することだと思います。英語を貴方のものにして、コミュニケーションしましょう!太郎ですら、本当にやる気を出したらできるんですから。)

確かに、何か日本で英語を話すって、普通じゃない、演じなきゃいけないことみたいなイメージあるかもね。

Diana

このブログを通じて、英語、特に「ビジネスでの英会話って、普通なことなんだ」と、伝えられたらうれしいと思いますね。。

Tak石河

Question Authority


チキショウ、アメリカ人の連中、何でこんなに反抗的なんだ!

Sales Manager浅田さん

大体想像つくんですけど、また何かやらかしたあったんですか?

Tak石河

連中にうちの商品「新世代ネットワークビジネス:ガッポリ君3号」を$2,000 (2,000ドル≒22万円 ※$1=110円の計算)の大特価で売りつけようとしたら値下げ要求してきやがったぜ……!!

Sales Manager浅田さん

うちの会社の商品じゃなくて、浅田さん個人の詐欺商品でしょ!ていうか相手もよく交渉する気になったわね…。

Diana

浅田サンはどこだ!!この前買ったガッポリ君3号使ってたらFac〇bookのアカウントを永久凍結されたぞ!!どうしてくれるんだ!!

詐欺被害者のBen

あ、身近なところにカモ被害者がいましたね…ていうかFac〇book系の詐欺手口なんですね??

Tak石河

もう、どっちもどっちよね

Diana

ガッポリ君3号はともかく、アメリカ人がひょっとしたら、反抗的というか、文句をよく言う(ように聞こえる)のは、Question Authorityという考え方かもしれないね!以下では、American kidsとなっているけど、Question Authorityの概念をよく表現している。

アメリカ人同僚 盟友Liam

I’m not sure what makes American kids so rebellious, but the idea that we should “question authority” seems to be everywhere.

(アメリカの子供をそんなに反抗的にさせるのは何なのか、はっきりとは分かりませんが、『権威に異議を申し立てる』べきだという考えは、アメリカでは至る所で見られます。)

“Authority” in this expression means any person or organization with power. It might be a parent, teacher, boss, the government, or just rules in general. To “question” authority means not to trust these people or rules; in other words, to challenge them.

(この表現の中で、”Authority”(権威・権力)とは、力を持つ如何なる人や組織を指します。それは、親、先生、上司、政府、又は一般的な規則かもしれません。権威・権力に”問いかける”とは、これらの人々や規則を信頼しないことではなく、言い換えるのならば、それらに異議を申し立てることなのです。

アメリカでは、この考えは学校で教えられていて、Henry David Thoreauの”Civil Disobedience”のエッセイによれば、こういうことを書いているね。

アメリカ人同僚 盟友Liam

It’s sometimes necessary to go to jail if the law is wrong. He himself spent the night in jail for refusing to support the Mexican War with his taxes.

(もし法律が間違っているなら、刑務所にいく必要があることもある。彼(henry)は、メキシコ戦争のために税金を支払うことを拒否したために、刑務所で一夜を過ごした。)

浅田サン。貴殿を詐欺罪・横領罪・猥褻物陳列罪・特定商法取引違反等々の数えきれない容疑で逮捕シマス

Manager Ben

俺が悪いんじゃねえ!俺を認めない法律が悪いんだ!俺は必ず帰って来るぜ!!

白々しい浅田さん

頑張ってQuestion Authorityしてきてくださいね

Tak石河

如何だったでしょうか?

今日も、Tak石河のブログをお読みいただき、ありがとうございます。

この記事が、皆さんの洋書エッセイのデビューになれば、めっちゃ嬉しいです!

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