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【ビジネス英会話Tips23 意外と英訳がない「よろしくお願いします」の表現】

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「よろしくお願いします」とはよく使う日本語のビジネス英語表現ですが、英語ではどう訳しますか?

さて、今日は短い投稿ですが、日本語で当たり前に使っているけれども、英語には無いという表現を少しご紹介します。

日本語のビジネスのメールでは、取り敢えず最後に

「よろしくお願いします。」

って書くこと、多いですよね??

 

 

そして、これを英文メールで書くとなると…意外とパッとする表現がないんですよ。

よく英語教材や、ブログなどで、

‘Thank you in advance. ‘(よろしくお願いします。)

という表現が紹介されていて、確かにこれは文意としては「(直訳)前もってありがとう⇒よろしくお願いします。」というのはTak石河も反対しないんですが、この表現、ネイティブの方が使っているのをほとんどみたことがありません。

で、使っているのは、Tak石河経験上、80%程度は日本人、残り約20%は東南アジア系の方です(主観的統計で申し訳ないですが^^;)

では何と書くかというと、

特に文末にこういう決まり文句を書かない(’Best regards, Tak’で十分)

ですね。

 

※捕捉

‘Thank you in advance.’は、「前もって ‘in advance’」と書いてあるので、何か相手に頼み事をした場合には、ニュアンスとして相手の同意が含意されてしまうことがあるので、押しつけがましく聞こえる場合があり、注意が必要です。

 

敢えてかくのであれば、何に対して「よろしくお願いします」なのかが明確な場合ですね。

具体的には

(例1)「新規顧客とのアポ取りに成功し、初めてお会いするのを楽しみにしています。」

‘I am looking forward to seeing you.’

(例2)会議終了後に、『来てくれてありがとう』と言いたいなら…

‘I appreciate you coming.’

(例3)何か協力してほしくて『よろしくお願いします。』と言うなら

‘I would be grateful for your help. / Your help would be greatly appreciated.’(丁寧で、日本語訳するなら「お力添え頂けますでしょうか?」といったニュアンスですね)

(例4)出会いが終わって、『今後とも連絡を取り合いましょう』であれば、

‘Let’s keep in touch.’

いずれも、「漠然と『よろしくお願いします』ではなく、具体的に何を伝えたいのかを書くのがポイントです。

これは、ビジネス英語、特に英文メールでは、効率よく用件を伝え、お互いの時間を減らすためにも、決まり文句(もっと言ってしまうと、それ自体に意味がない表現)はそもそも書かない(簡潔明瞭に意図を相手に伝える)のが大原則、というのがあります。

ではもう一つ、「普段は大変お世話になっております。」という、日本語のビジネスでは冒頭でよく出てくる表現。

こちらは、それこそ該当する表現を見たことがありません!敢えて無理やり訳すと、

‘I appreciate your patronage as always.’

になるかもしれないですけど、これこそ違和感極まり無い表現ですね。なので、

「普段は大変お世話になっております。」というビジネス英語はない(書かないし言わない)

が、Tak石河の中での考えです。

今日も、Tak石河のブログを読んでいただいて、ありがとうございました。

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