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【ビジネス英会話Tips③ 英語での適切な距離感】

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ビジネス英会話の際に、石河が結構気にしているのは、「英語での距離感」です。

日本語でもありますが、「この人とどれくらい親しいだろう」「この人とどれくらいの距離感をとろう」といったことです。

 

外国人の方と英語で話す時には、結構(人にもよりますが多くの場合)、フレンドリーに接してくれる場合が多いと思います。でもだからと言って、こちらもフレンドリーに徹して良いかというと、石河の経験上、実はそうではないことも多かったです(特にビジネス英会話で交渉’negotiation’の場合。negotiationについては、また項目を改めて考察してみたいです)。

 

石河のお勧めとしては、適度なフレンドリーさ、がいいと思います(そのまんまやん!という突っ込みはおいといて下さい笑)。その為のポイントは二つ。

 

①   失礼な表現は使わない!

これは、’Do XXX !!‘(…をしなさい!!)のような、命令表現を直でする人はいないと思いますが、気負付けるべきは以下のような(結構よくある)シチュエーションです。

 

(来客時に)’Please sit down.’

これは、日本での英語教育の教科書でもよく乗っている例文で、まあ強い口調で言わなければ誤解はないでしょうが、’Please XXX.’というのは一見丁寧なようで、「命令」ととられる可能性があるので、注意が必要です。

上記だと、「座ってください。」というのが普通の日本語訳と思いますが、日本語でも口調を強めにすると、「座りなさい!」という感じに聞こえますよね?こちらも一緒で、’Please XXX.’の多用には注意しましょう。また、Please XXXを使うのであれば、XXXの表現を工夫すると良いです。例えば

 

‘Please sit down.’⇒’Please have your seat.’ or ‘Please take your seat.’

 

とすると、日本語で言うところの「どうぞおかけください」というニュアンスになって良いですね。

 

他には、’(Please) Make yourself.’という表現。これは、「どうぞくつろいでください」という意味になって、来客時の対応としては好ましいです。

 

②   丁寧すぎる表現に要注意!

‘Would you mind (my) …ing?’という表現を、「最も丁寧な英語表現」として習ったことがあるかもしれません。ただ、これは、正直、今までの石河のビジネス英会話歴の中で、使ったことも聞いたこともありません。

 

あえて使ってみると、こんな感じになります。

‘Would you mind (my) opening the window?’

(大変恐縮ではございますが、窓を開けて欲しいという私の願いを叶えて頂けませんでしょうか?)※かなり極端な訳にしましたが、こんな感じでバカ丁寧に聞こえます。

 

よっぽど目上の方とでも話さない限り、使わないですね。特に、友人・同僚・上司ぐらいであれば、丁寧すぎて逆に変です。

 

なので、ここでは、’Could you please…?’がよろしいでしょう。

‘Could you please open the window?’これで十分丁寧です。かつ、’Could you please…?’は、身近な人から目上の人まで幅広く使える、とても便利な丁寧言葉です。

友人・同僚であれば’Can you (please)…?’でも十分なくらいです。

 

また、「…してもよいですか?」は、

‘Can I …?’ ※ここも、’May I…という表現を石河は使うことはありますが、目上の人に対してくらいですかね…。同僚・友人なら間違いなく’Can I…?’でいっています。

でOKですね。

 

日本語で「慇懃無礼」という言葉がある通り、丁寧すぎると逆に失礼になったり、変に聞こえたりするものです。適切な距離感を保った英会話を心掛けたいものですね^^;

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